日付範囲と日単位のデューティサイクル
デフォルトでは、Song Meter Mini Bat 2のすべてのスケジュールブロックは、レコーダーの電源が入ったときから、または[開始を遅延]の日付となるまで毎日実行されます。
スケジュールブロックの[日付範囲]を有効にすることで、スケジュールブロックを実行する日付範囲を指定したり、ブロックをX日間実行し、その後 Y日間実行しない、を繰り返すサイクルを定義したりできます。
これらの機能は、スケジュール内の各ブロックに対して個別に設定できます。たとえば、ブロック1は毎日実行し、ブロック2は7月1日から8月15日までのみ実行し、ブロック3は6月から9月までの7日間のうち3日間実行するように設定できます。
複数のブロックがあるスケジュールで説明したルールに基づき、複数の録音時間が重なった場合の処理に関する規則は、引き続き適用されます。
日付範囲と日単位のデューティサイクルを有効にする
これらの機能を任意のスケジュールブロックで有効にするには、スケジュールブロックの上部にある[日付範囲の追加]アイコンをタップします。これらの機能を無効にするには、同じ位置にある[日付範囲の削除]アイコンをタップします。
これらの機能を有効にすると、スケジュールブロックに[開始日]、[日単位のデューティサイクル]、[終了日]という3つの新しいセクションが表示されます。
開始日と終了日
これらのコマンドは、スケジュールとスケジュールブロックで説明してあるように、[開始時刻]コマンドと[終了時刻]コマンドと同様に機能します 。開始日はブロックの実行を開始する日付を設定し、終了日はブロックが停止する日付を設定します。
これらの日付は月と日でのみ定義でき、年では定義できません。任意の年でクロックが開始日に達すると、ブロックは次に終了日に達するまで指定されたとおりに作動します。これは、同じ暦年となることも次の暦年となることもあります。
「日の入りから日の出まで」ブロックのように、スケジュールブロックが午前0時を過ぎて続く場合は、開始日が始まる午前0時に開始し、終了日が終わる午前0時に実行が停止します。
終了日が開始日と同じ日付に設定されている場合、または開始日の1日前に設定されている場合、スケジュールブロックは一年中実行されます。 これは、スケジュールブロックを特定の日付範囲に制限せずに日単位のデューティサイクル機能を使用する場合に便利です。
日単位のデューティサイクル
このコマンドは、スケジュールとスケジュールブロックで説明してあるように、標準の[デューティサイクル]コマンドと同様に機能します 。このセクションを[サイクル]に設定すると、スケジュールブロックをある日に実行し、他の日に実行しないというパターンを定義できます。
これらのコマンドでは、1日を0時から0時までの1暦日として定義します。スケジュールブロックが深夜0時を過ぎて続く場合は、最初のアクティブ日が開始する午前0時に始まり、最後のアクティブ日が終わる午前0時に終了します。
[デューティオン]は、デューティサイクルのアクティブフェーズで何日間録音するかを定義します。このアクティブ日は、非アクティブフェーズに切り替わる前に連続して発生します。
[デューティオフ]は、アクティブな録音日の間にレコーダーにこのスケジュールブロックを何日スキップさせたいかを定義します。
アクティブ日と非アクティブ日は、常に連続したブロックとして発生します。たとえば、[デューティーオン]を3日間、[デューティーオフ]を5日間に設定した場合、スケジュールブロックは3日間続けて実行され、その後5日間連続でスキップされ、その後3日間続けて実行され、と繰り返されます。
このスケジュールブロックの「非アクティブ日」の間も、設定によっては、スケジュール内の他のブロックが引き続き実行される場合があります。[開始日]、[終了日]、および[日単位のデューティサイクル]コマンドは、それらが適用されるスケジュールブロックにのみ影響します。
